『帰郷』

 
「じゃあ、お前さんの実家・・・なんてのはどうだ?」
まるで軽い思いつきのように、口にしたガウリイ。
その真意がわからずに、慌てたあたし。
 
 
実家へついたのは、それからしばらくしてのことだった。
あたし達の道はやっぱり平坦ではなく、途中でちょっとした事件に巻き込まれたり、ちょっとした寄り道をしたり、ちょっとした脱線をしつつも進んでいたからである。
予定よりかなり遅れて、ゼフィール・シティの懐かしい町並が見えてきた。
 
「いいところだよなあ、ゼフィーリアって。」
郊外に広がる田園風景を眺めながら、ガウリイがしみじみと言った。
「・・・・そう?」
町へと続く街道は、町へ近付けば近付くほど、整備されて綺麗になり、歩きやすくなっていた。
そんな道を、ガウリイと並んで歩きながら。
何故だかあたしは、目だけをきょときょとと辺りに走らせていた。
何でだろう。
「ああ。なんていうか・・・・空気が違うよな。」
「・・・・そうかな。」
生返事のあたしを、ガウリイが不思議そうに振り返る。
「どうした?さっきから挙動不審だぞ、お前。」
「何ですって?」
「だって、肩いからせて、目だけぎょろぎょろして。
普通の歩き方してないぞ。」
「う、うっさいわねっ!よけーなお世話よっっ!
いいからサクサク歩きなさいよ、サクサク!」
「道を知ってるのはお前さんなんだぜ?オレだけ先に行っても、しょうがねーじゃねーか。」
「・・・・そ・・・そりゃ、そうだけど・・・・」
ぼしょぼしょ。
「なんだ?」
 
そう。何でだろう?
ガウリイと一緒に並んで故郷の道を歩くことが。
ものすごく、気恥ずかしい気がするのは。
 
「でも、いいもんだろ?」
両腕を頭の後に回して、ガウリイがのんびりとお日様を仰いで言った。
「何となく、帰ってきたって気がしないか?
自分の生まれ故郷ってやつにさ。」
「・・・・文字どおり、帰ってきたんですけど・・・・」
「そうじゃなくて。」
振り返ったガウリイは、優しい顔で微笑んでいた。
「故郷があるってのは、いいもんだぜ。」
「・・・・・・・。」
 
 
 
ガウリイの言葉に、言外の含みがあるのではないかと。
思うようになったのは、つい最近。
だからこの言葉を聞いて、あたしは微かな不安を覚えた。
あたしの知らない、ガウリイがかいま見えた気がして。
 
そんなあたしの気も知らず、道はすぐに町へと入ってしまっていた。
感傷に浸る暇もなく、大通りからは少し外れた町の奥へと分け入る。
見慣れた看板。見慣れた光景。賑やかで、少々、活気のありすぎる町。
そして見えてきた。家が。
 
その時、あたしの体に走った感情は、何と名付ければよかったのだろう。
照れくさいような、懐かしいような。
さっと挨拶だけして通り過ぎたいような。
一刻も早く、家の中に駆け込みたいような。
「・・・・」
足を止めたあたしに気づいて、ガウリイが振り返った。
「どうした?」
「・・・あそこよ。」
「あそこって・・・・リナの家か?あの店?」
「・・・そうよ。」
何にも変わってない。あの日、夜中にこっそり抜け出そうとしたところを、姉ちゃんに見つかってから。
店の構えも、ご近所も。何も変わってない。
「・・・・行こうぜ。」
ガウリイがあたしの背中をぽん、と叩いた。
「・・・・・・ん。」
こくりと頷いて、前へ一歩。
 
ところが。そんなあたし達を待っていたのは。
 

*********************

 
 
「・・・・・まさか帰ってきていきなりこうなるとは、思ってもみなかったわ・・・・。」
その日の夕暮れ。
あたしは疲れきって、店の裏でへたり込んでいた。
「たく・・・・ニコニコ笑っていきなり人使い荒いんだから・・・。」
 
店に到着したあたし達を待っていたのは、全然変わってない母ちゃんだった。
ついさっき出掛けた人間に言うような、軽い『おかえりっ!』の挨拶があったかと思うと、隣に立つガウリイをゆっくり紹介する暇も与えずに、いきなり仕事を言い付けたのだ。
『この忙しい時に、あんたの父ちゃんはのんびり釣りに出掛けちゃったのよっ。
い〜ところに帰ってきてくれたわねっ♪じゃ、これとこれ、お願いね♪』
にっこり笑顔で・・・・実はものすごく人使いが荒いのだ、うちの母ちゃんは。
 
かくしてあたしは店の裏にこもって、入荷したばかりの宝石の鑑定をさせられたり、呪符作りを命じられたり。
ガウリイはガウリイで、『助かったわ、男手が欲しいところだったのよ♪』と、あっちの棚をこっちの端に、こっちの机をそっちの角にと。
あっという間に、里帰りの感動的なシーンは過ぎ去ってしまったのだ。
 
「・・・なんか、使われるために帰ってきたような・・・」
庭の切り株に座ってぶちぶち言うあたしの傍に、腰に手を当てた母ちゃんが近寄ってきた。
「なあにい?もうへたばっちゃったの?
何年も旅に出てた割には、あんまり成長してないと違う?」
「・・・・あのねえ・・・・・。」
思わず額がピクピクするのを押さえて、あたしは振り返った。
栗色の髪。小柄な体。あたしはたぶん、母ちゃんに似たんだと思う。
………ムネ以外は(汗)
 
「娘が久しぶりに帰ってきたってのに、ホント母ちゃんは人使い荒いんだから。もっとこう、あるでしょ。いろいろと。」
「いろいろとって。なに?」
「だから!ゆっくり座って茶でも飲みつつ、旅はどうだった?とか、よく帰ってきたわね、今夜は御馳走にしましょ♪とか、まずはゆっくり休みなさい♪とか!
手順てもんがあるでしょ〜が、手順ってもんが!」
「だって仕方ないじゃない。忙しかったんだし。」
「まあ………そりゃそうだけど。」
あっけらかんとした母ちゃんに、あたしはいつも叶わない。
見かけによらず、あたしが何を言っても動じないタイプなのだ。
にっこり笑うととても二人の子持ち主婦には見えない。
いつもまけてくれる角の八百屋のおっちゃんは、その微笑みに騙されている、とあたしは思っている。
「でも男手があって助かっちゃったわ♪あんたの連れてきた人。」
「ああ。ガウリイ?」
「へえ。ガウリイさんて言うんだ。」
母ちゃんはにっこり笑うと、積んだ薪の上に腰を下ろす。
あたしはがっくりと脱力する。
「………あのねえ。今日一日使い回したくせに、まだ名前を聞いてなかったの?」
「だってあなたから、まだ紹介されてなかったし。」
「紹介する暇なんか、なかったでしょ!」
「じゃあ、今紹介してよ。」
「………………………。」
 
そこであたしは、言葉に詰まってしまった。
自分で自分の首を締めた。
そのことにようやく気がついたからだ。
 
あたしの故郷に行こう、とガウリイに言われたとき。
まあ行き先があるわけじゃないし、久々に帰ってもいいかと思っていた。
けれど故郷が近付くにつれ。
ある一つの重大問題があたしの胸に浮上してきたのだ。
………すなわち。
 
ガウリイを何て家族に紹介する?
 
本物の保護者に向かって、『これ?あたしの保護者。』などと言うわけにも行かず。
『旅の連れ』とか『相棒』とか言ったら、とことん突っ込まれる予感がしていた。
ましてやその。
あたしも一応女の子であるからして。
それが、五つか六つしか年が違わないような、若い男性を連れて帰ったとなれば。
絶対なんか言われるに決まってる……………(汗)
 
「ガ………ガウリイね。うん、名前はガウリイ。」
実は必死で頭を巡らしていたのだが、あたしはごく普通の調子で答えた。
本人がここにいないのが幸いである。
「何となく、ひょんなことから一緒に旅するようになっちゃってさ。あれでも腕のたつ剣士だし、ガタイはあるから、こき使ってくれていーわ。ただし、頭の中がちょ〜〜っとその、崩れたプリンとか飲むヨーグルトとかおぼろ豆腐に近いかもしんないけど。運動神経だけは野生動物並よ。」
うん、間違ってない。
「そう。」
母ちゃんは、一言しか感想を言わなかった。
「…………それだけ?」
「それだけって、何が?」
「だから…………。」
なかば肩すかしをくらった気分だった。
絶対突っ込まれると思ったのに。
「だから、どうして一緒に旅してるのかとかさ。聞かれると思った。」
「どうしても何も。実際、一緒に旅してたんでしょ。」
「そ、それはそうなんだけど…………。」
何か調子狂う。
「普通、疑わない?どこの誰なのかとか、どうしてあの人なのか、とか。」
「ああ、そういうこと。」
 
母ちゃんはにっこりと笑うと、薪の山からぴょんっと降りた。
とてとてとあたしに近付くと、あたしが腰を下ろしている切り株の脇に、ちょこんとしゃがむ。
「きっかけは何にせよ、今まで一緒だったんでしょ。
それで十分よ。」
すぐ右脇に、母ちゃんの屈託のない笑顔。
「人を見る目だけは確かだって。あの人もよく言ってたからね。」
あの人って言うのは、父ちゃんのことだ。
「良くも悪くも、自分で納得してない相手と長く一緒にいられる子じゃないわ、あなたは。」
にっこり。

…………………あああ。
なんかちょっぴり悔しいけど。
故郷へ帰って再確認してしまった。
 
母ちゃんにはかなわない。
………父ちゃんにもだけど。
 
「それに。」
母ちゃんは折り曲げた自分の膝の上に、自分の肘を乗せて、両手の上に自分の顎を乗せる。
小さな女の子が蟻の巣を見つめているような、興味津々の顔だった。
「聞いたわよ。ここに来るのも、あなたじゃなくて、彼が言い出したことなんだって?」
「え。」
そんなこと話したっけ。いや、話してない。じゃ、ガウリイか。
「そうなんでしょ?」
「え………いや………まあ、そうだけど………。」
「だからよ。」
謎めいた微笑みを浮かべて、母ちゃんは急にぱっと立ち上がる。
言葉の意味がわからなくて、あたしも慌てて立ち上がる。
「だ、だからって?どういう意味よ?」
「だから。そういうこと。
あなたをここへ連れて来たのが、あの人なら。
あたしは何も心配しないわ。」
ますます謎めいた言葉だった。
くるりと背中を向け、背中で両手を組んで上機嫌に歩き出す母ちゃんの後を、あたしは必死に追い掛ける。
「ね、ねえ、ちょっと待ってってば。さっぱりわかんないわよ、母ちゃんの言ってることは。あたしにもわかるように説明してよ。」
「あら。気になるの?」
「そ、そういうことじゃなくって。」
 
家の勝手口に向かいながら、母ちゃんはにこにこし通しだった。
訳もわからず、あたしはその後ろについていく。
 
ひょこっとガウリイが勝手口から顔を出した。
「あの。ソファはどこへ運ぶんでしたっけ?」
「ああ。二階の南側の部屋へお願いね。」
「お、リナ。」
向こうもあたしに気がついたみたいだった。
「それを運んだら、今日はおしまいにしましょ。ご苦労様だったわね。お茶を入れましょうね。」
「はい。じゃ。」
現れたのと同じように、ひょこっと姿を消すガウリイ。
 
母ちゃんは勝手口の前で振り返った。
「まだわからない?リナ。」
「………え?」
面くらうあたし。笑う母ちゃん。
「ここまで言ってもわからないなんて、やっぱり子供ね、リナ。」
「な、なによ。何なのよ、母ちゃん。いい加減、教えて。」

じれったい。母ちゃんの言葉はわからないことだらけだった。
あたしは母ちゃんに近づく。
母ちゃんは静かな声で言った。

「あなた最近、いろいろと大変だったんでしょ?」
「…………………え?」
「詳しく聞かなくても、何となくわかるわ。あなたの顔を見れば。」
「え……………………っ。」
あたしは思わず目をぱちくりして、母ちゃんの顔を見つめてしまう。
「………いろんなことが起きて、いろんなことがあった。
あなたはそれをくぐり抜けてきた。
楽々とじゃなく、苦しんだ結果として。………そうでしょ?
それくらいわからなければ、あなた達の母親はやってられないのよ。」
笑う母ちゃんの顔は、やっぱりどこか子供っぽかったが。
子供ではなかった。
「そんなあなたを。
あの人はここへ連れて来てくれた。
………ここへ。あなたの生まれ住んだ街へ。
あなたには何も言わなかったみたいだけど。
それはね、あなたの為だと思うのよ、あたし。
…………それだけで、あの人がどんな人かはわかるじゃないの。」
「……………………。」
「疲れた人が帰りたいと思う場所は、やっぱり生まれ住んだところじゃない?
そう考えれば、どうして彼があなたをここに誘ったのか、わかるでしょ。」
「…………………………!」

 
あたしを……………?
ガウリイは………そんなつもりで?
あの時。
ふと思いついただけだと思ってた。
何気なく言い出しただけだと思ってたのに。
深い意味なんて、ないって。
 
そんなこと。
一つも言わなかったじゃない。
 
「無理して理由とか、説明なんてつける必要なかったのよ。リナ。」
母ちゃんはまだ笑っていた。
「ホントは一緒に店に入ってきた、あなた達を見た時からわかってたわ。
だから何も聞かなかったのよ。
言葉で説明できるほど、簡単な関係じゃなくて。
言葉で説明できないほど、一緒にいた二人なんだって。」
「………………!」
 
はっきりと何を言われたわけではないけれど。
あたしは不覚にも、真っ赤になってしまった。
母ちゃんは確認したようにまたにっこりとし、勝手口に消えた。
あたしに何も言い返させないまま。

「………………………。」
口をパクパクと動かし。
相手がすでにいないことに気がつき。
持て余したあたしは、自分の頭をかりかりとかいた。
「…………………………あいたた………。
…………あたしの親って…………一体何なんだろ…………。
何でこんなに叶わないんだろ………?」
嫌な気持ちじゃなかった。ただ、くすぐったかった。


 

家の中から、ごとごとと物が動く音と、かすかにガウリイの声が聞こえた。
母ちゃんがそれに答えて、何かを言っている。
何だか不思議だった。
あたしの実家から、ガウリイの声がする。
まるで、そこにいるのが当たり前みたいに。

「なっ………何考えてんだろ、あたし。」
我に帰ったあたしは、慌てて首を振った。
母ちゃんがあんなことを言うから。
いろいろ考えちゃうじゃないか。
 
 
 
「お〜いリナ、いつまでそんなところにいるつもりだ?」
「へっ?」
見上げると、二階の大きな窓からガウリイが顔を出していた。
ぼっ。
たった今、ガウリイのことを考えていたせいで、あたしの顔が真っ赤になる。
「顔、赤いぞ。疲れたか?熱でも出たか?」
「ち、違うわよ。ゆ、夕陽のせいでしょ。」
「そうか。こっちは終わったから、下でお茶にしようってさ。」
「あ、そ、そう。」
 
思わずガウリイの顔を、じっと見てしまうあたし。
…………ガウリイが、どんなつもりだったのか。
それは、本人に聞いてみなくちゃわからない。
………本人に聞いても、まともな答えが返ってくるとは限らないけど。
「あの…………ガウリイ?」
「ん?なんだ?」
「えっとね…………。」
「?」
「う、ううん。やっぱ何でもない。何でも。」
のほほんとした顔を見ていたら、聞けなかった。
ま、そのうちわかるだろう。
 
軽くため息をつき、あたしは大きく伸びをした。
ガウリイがそうしたように、胸で大きく空気を吸い込む。
………………ああ。
気がつかなかったけれど。
あたしに必要だったのは、この空気だったのかも知れない。
ここに来て初めてわかったことだった。
………ガウリイが、ここに来ようと言い出さなければ。
吸えない空気だった。

あたしは、自分がいつのまにか、穏やかな顔になっているのがわかった。
「………ガウリイ。」
「………なんだ?」
まだ窓から顔をのぞかせていたガウリイが答えた。
「………ありがとね。」
「…………え?」
「ここへ行くって言ってくれて。
………あたしに、帰らせてくれて、ありがとう。」
「…………………………」
ガウリイは少し驚いた顔をしていたが、やがて微笑んだ。
あたしの知っているどの顔よりも、優しい顔で彼は言った。
「どういたしまして。」



その後。
ガウリイの隣から、ひょいっと母ちゃんが顔を出した。
両手でメガホンを作り、口のところにあて、大声で言った。
「ところでリナ、今晩どうする?
ガウリイさん、あなたの部屋でいい?」
「!!!」
 

………………………………嗚呼。恐るべし、母。
 
 
 










+++++++++++++++++おまけ+++++++++++++++++


ちなみに、模様替えの理由は夜になって明らかとなった。

「あのリナちゃんが婿を連れて帰ってきたって!」
「どこだいその不運な男は!」
「どんな物好きだい?」
「どんな命知らずだい?」

噂を聞き付けた近所中の連中が、一斉に押し掛けてきたせいで。
その夜はところ構わず宴会となった。
呆然としているあたしとガウリイそっちのけで。
にこにこしているのは、母ちゃんだけだったらしい。
「飲むのは構いませんけど、お店のものだから、お代はちゃんと払って下さいね♪」
 
…………ホント、母ちゃんにはかなわない。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
















-------------------------おしまい♪ 
(母の声CV:島本須美さん希望(笑・もののけ姫のおトキ風に)
 
『ことしの葡萄』(読書室0号室)を書いた後、母ネタも考えていました。できあがるまで随分かかってしまいましたね(笑)(←書きかけフォルダの中に忘れていたともいふ・笑)
ルナ姉ちゃんはおやぢに似ている感じがしたので、母はリナ似かと思ってました(笑)あ、逆か(笑)リナが母似なのか(笑)二人とも元は傭兵だそうなので、物静かなお母さんとういイメージははなからありませんでした(笑)すべてそーらの想像による独断と偏見の母像です(笑)

リナの故郷へ行くイコール結婚の許しを得に行く、とまず自分も思いましたが(笑)別の意味もあったかなと思って書いた結果がこのお話です。心身ともに大変だった後ですから、気を使わずに心が休まる場所へ行って少し考え直したり、休んだりする時間を作ろうとガウリイが思ったかも知れません。故郷ってのはそういう場所ですね。
逆を言えば、ガウリイにとって故郷とはそういう場所ではないんですね。

では、ここまで読んで下さったお客様に、愛を込めて♪
家にいると外へ出たくなり。家に戻ると、やっぱり家っていいなあと思う瞬間、ありますか?
そーらがお送りしました♪


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