一つの街を出て、次の街へと向かう途中のことだった。
その日は朝から涼しい風が吹いていた。
それも進行方向へと吹くもので、背中を押されるようにして、あたし達は楽に歩を進めていた。
何も考えなくとも。
足が進むような道のりだった。
丘を一つ越えた向こうで、何かが立ち往生しているのを見つけたのは、エルフのように目ざといガウリイの方だった。
この男、言動は時として目眩がするほど大ボケなのだが。
その持てる感覚の鋭さは、あたしを驚倒させることしばしばである。
「よく見つけたわね〜〜〜。
あたしにはただの点にしか見えないわよ?」
片手を目の上にかざして見たが、遥か彼方の街道は一本の細いリボンのようなものだった。
「ああ、わかった。
荷車だ。荷車が止まってる。
人がひとり、周りをぐるぐる回ってるぞ。
困ってるみたいだ。」
目を少し細めて、傍らの相棒が言った。
少し離れて見上げないと、その表情すら見えない。
身長の差が頭二つ分以上はありそうな、背高の男だ。
「そこまで見えるの!?
………ねえ、前から不思議だったんだけど。
何であんたってそう、視力とか聴力とか、めちゃくちゃいいわけ?
かる〜く人間の域を越えちゃったりしてる時があるんですけど。」
掌を下にして、片手をふわふわと振ってみせる。
相棒は顔を顰め、かりっと頭をかいた。
「何でって聞かれても………なあ。
生まれつきっていうか……確かそうだったと……。」
何とも頼り無い答だ。
……いつものことだが。
歩みを止めず、前へ進みながら、あたしはこのちょっとした出来事を会話のとっかかりにした。
「ねえ、ガウリイ。ちょっと聞くけど。
あんたの先祖に、もしかしてエルフの血でも混ざってない?」
「……………へ??」
「エルフよ、エルフ。
ほら、耳の尖った、長生きするあれ。」
そう言って、自分の耳をぴんぴんと引っ張ってみせると、ガウリイは呆れた顔をした。
「………いや、エルフくらい、いくらオレでもわかるが……。
しかし、何でそんな話になったんだ?」
「いやあ、あんたのその鋭い感覚ね。
エルフ並みだと思ったからよ。
人間より五感が鋭くて、むちゃくちゃ長生き、おまけに見目よし。
まあ閉鎖的なところはあるけど、おおむねへーわに生きてるらしーし。」
「…………つい最近、そーじゃないやつを見かけた気が……」
ガウリイの言葉に、変テコな白い鎧を身につけて、背中がゾクゾクするような高笑いをする偏食エルフの姿があたしの脳裏に蘇った。
「………や、そこは置いといて。」
思わず頭痛が起きそうになって、こめかみを押さえるあたし。
「何ごとにも例外はつきものなのよね、例外は。
あたしが言いたいのは、あんたにはエルフっぽいところがあるってこと。
まー、耳はふつーだけど。
あと一つね、あたしが非常に重大だと思う、似てる点があるの。」
「な……なんだ?」
声を潜めると、ガウリイは深刻な話かと身をかがめてきた。
その耳にさらに小さい声で囁いてあげる。
「これは聞いた話なんだけど。
……エルフの間じゃ、かなり問題になってるらしーのよ。」
「…………なにが?」
要点がつかめず、とまどった声を出すガウリイ。
あたしはシリアスな雰囲気を崩さず、付け加えた。
「閉鎖的な種族だと言ったでしょ。
他の社会と何年も交流してない村もあるのよ。
そこで困った問題が起きてね。」
「…………お、おう?」
「何でも、『若ボケ』が流行ってるらしーのよ。
『若ボケ』が。
いや〜〜〜若くしてボケるなんて、エルフとガウリイ以外に考えられる?
これだ!と思ったわけよ。」
かくっ!
肩の関節が外れたようにがくりとなったガウリイは、何も言わずに体を元の角度に戻した。
半開きの目でため息をつく。
「…………お前なあ。」
「あれ?ハズした?
最大の吹き出しポイントだと思ったんだけど。」
くすくす笑うあたしの頭を、ガウリイの拳が軽くこつんとこづいた。
「何を言い出すかと思ったら。……まじめに聞いて損した。」
「や〜、我ながら、最近思いついた中ではかなり面白い話だと思ったんだけどね。
そーか、面白くなかったか。うん。」
「『若ボケ』と言われて喜ぶやつがいるか。
それより、本当に困ってるらしいぞ。
どうやら荷車の車輪が外れてるようだ。」
さり気なく話題を変えられたのだと、あたしが気づく前に、ガウリイは足を速めていた。
「あり。……怒らせちゃったかな。」
一人取り残されたあたしは、ガウリイがよくやるように頭をかりっとかいた。
本当のところ、ここしばらく、ボケとツッコミのいつもの漫才をした覚えがない。
普段から、おしゃべりなわけではないガウリイとの旅は。
あたしから話しかけて、ガウリイが質問をはさんで。
あたしが説明して、ガウリイが余計なところで突っ込んで。
そんな風に、会話を交わしていた。
端から見ると漫才のようだとよく言われるように。
ごく当たり前の、自然な日常だった。
それが今は、少し崩れている。
そうなっても仕方がないだけのことが、つい最近起きてはいたのだが。
外の景色をぼおっと眺めながら、何か面白い話はないかとずっと考えていた。
そんなこと自体に無理があったのだろう。
長い金色の髪をなびかせて、走っていくガウリイの後を、目で追いながら。
あたしもその後に続いた。
「んじゃ、行くわよ。
『浮遊(レビテーション)!』」
ふわっ!
あたしが唱えた呪文の効力により、荷車がふわりと浮かび上がった。
と言っても天高く昇っていくわけではなく、わずか数センチばかり地面から浮き上がっただけである。
「よし!」
外れた車輪を抱えたガウリイが、心棒に差し込む。
かこんっという音がして、車輪は綺麗に溝にはまったようだった。
「もういいぞ。」
離れたガウリイから声をかけられ、あたしは集中を解いた。
そう難しい呪文ではないが、重さに限界というものがある。
荷台には、たっぷりと収穫物が積載されていた。
「いやあ、助かったよ。兄さんたち。
道の真中で、どうしようかと思ってたんでね。」
麦藁帽子を被ったおじいさんが、日焼けした顔をくしゃくしゃにして喜んでいた。
無償で人助けばかりしている、完全な善人だとあたしは自分で思っていないが。
人の笑顔を見るのは悪くない気分だった。
どうせ向けられるなら、狂気の笑みを浮かべた悪人の顔より、感謝の笑みを浮かべた顔の方が百万倍も清清しいというものである。
「次の街まで、こいつを運ぶところでね。
お礼と言っちゃ何だが、よかったら街まで乗せていこうか。」
あたしとガウリイは顔を見合わせ、にっこりと笑顔を返した。
「じゃあお願いします。」
かくして荷台の後ろで足をぶらぶらさせながら、あたしとガウリイは並んで腰をかけた。
年寄りの馭者と年寄りの馬は、のんびりと歩を進め始める。
のどかに広がる青空と田園風景。
ゆっくりと流れる時間と景色。
安定したリズムを刻む轡。
長い沈黙が続くと、ついつい思いは最近の出来事に向かいそうになり。
ことさら、唇が乾いていく気がした。
緑の丘を見ると、思い出す。
白い花の添えられた、名前のない石墓を。
こうして時とは、確実に流れていくのだろう。
それを残酷とも優しいとも考えるのは、人間の側でしかない。
前を向いて歩いて行くと決めていても。
思い出すことを拒まず、胸に抱くと決めていても。
何度も何度も、泡のように浮かび上がり。
瞳を遠ざけ。
言葉を奪う。
完全に治らない火傷のような痛みを、味わいながらも。
がたん、と荷車が揺れた。
大きな石を乗り越えたようだ。
あたしは荷台から跳ね上がるようにして、隣のガウリイの腕にぶつかった。
「ふぎゃっ!」
鼻は潰れたが、幸い、ショルダーガードには当たらなかった。
「いたた……あ、ありがと。」
反対側から伸びてきた手に起こされ、あたしは礼を言った。
衝撃で我に返り、胸にわだかまる重苦しいものに気がついた。
それを振り切るように、急いで頭を回転させる。
「…………あ。ふと思ったんだけど……。」
鼻をさすりながら見上げると、ガウリイが顔を顰めていた。
またぞろ変なことを言い出すと構えているらしい。
それならそれで期待に応えねば。と変な根性が顔を出した。
「ねね、肩のガード、新しいのに変える気ない?
何ならあたし、次の街で見繕ってあげてもいーわよ?」
「…………え?」
予想もしてなかった言葉に、ガウリイは案の定首を傾げ、自分の防具を見下ろしたりする。
「いや、別に………壊れてないし。
まだ使えるぞ。」
「うん、まあ、そーなんだけどね。
ほら、もっと使い勝手のいいのがあるかもしんないでしょ?
だから。」
「使い勝手って………肩を守れればそれでいいんだが。
他にどんな使い勝手があるって言うんだ?」
「ん〜、もーちょっと大きく……んや、長くてもいいと思ってね。」
幅を測るように手を近づけたり遠ざけたりするあたし。
ガウリイは目をしばたかせ、その案を考えているようだった。
「いや……これ以上長いと、返って邪魔になるんだがな。
今のがちょうどいいと………」
「そーかなー。あともうちょっとなんだけど。」
「もうちょっとって………何が?」
あたしは動かしていた手を止め、にっっこりと笑い。
ふいをついて、ガウリイの腕にぱっと抱きついた。
「リ………リナ?」
ガウリイが面ら食った声を出す。
それを聞いて忍び笑いを漏らしつつも、あたしはさも残念そうな声を出してこう答えた。
「惜しいな〜〜。実に惜しい。
あともーちょっと長ければ、いい傘になったのにv」
「!?」
「ほら、道ばたで小雨が降ってきたりしたら、雨宿りできるじゃない?
こーいうの、防具の平和的利用法って言わないかしら。」
防具の下からちょこっと顔を出して、にこにこ笑うあたしを見て。
ガウリイが次に起こす行動は、大体察しがついた。
大仰にため息をついてべりっと剥がすか。
呆れた顔で首を振るか。
そのどちらかだろう、と。
「………………………。」
ガウリイは黙っていた。
そのどちらもせずに。
「………………………。」
あたしを真顔に返らせるほど、怒りも呆れもしない静かな表情で。
「………………………。」
ふいをついたつもりが、逆にこっちがつかれたようで。
次の言葉も行動も、簡単に見失ってしまった。
「………………………。」
ふ、とガウリイが表情を緩めてようやく、あたしは自然に入っていた肩の力を抜くことができた。
体が固まってしまったような気がしていた。
「………小雨が降ることも、大雨が降ることもあるよな。」
低い声とともに、暖かい手が頭の上に降りてきた。
「背中を押してくれる風も吹くし、一歩も進めない向い風だって。
いくら遠くまで見える目があっても、聞こえる耳があっても。
すぐ傍に来るまで、気づけないものだってある。」
呆然と見上げるあたしの後ろ頭を、髪をかき混ぜるようにわしわしと撫でる大きな手。
「それが自然のことなら、オレはただの傘にはなれない。
…………けど。
雨宿りしようとか、風が強いとか。
話をすることが、できるくらいには傍にいるからな。」
「………………………!」
普段の彼からは、想像もつかないくらい。
暗示めいて、謎めいた言葉だった。
「……………………」
ぽかん、と口をあけていたあたしは、ガウリイがこう囁くのを耳にしてさらに驚いた。
「だから、無理はしなくていいんだぞ。」
「………………!」
そう言ってあたしをひどく面喰らわせたまま。
彼は手を引っ込め、視線を外し、空へと顔を向けた。
「…………………………」
頭の後ろに、触れた指先を感じながら。
あたしはゆっくりとまばたきをし。
遠くの丘へ目をやり。
地面に目を落とし。
無意識に上がった手で、頬をかりっとかいた。
ふいに体の奥から、一気に熱が上がってきて。
暑くもないのに顔がかっかし始めた。
………そんな状態だったものだから。
馭者台からおじいさんが声をかけてきた時には、うっかり変な声を上げて飛び上がってしまった。
「うぎょぅおえぇっ!?は、はいっ!?」
「そんなにびっくりせんでも………。
わしはただ、積み荷の味見でもどうかと言っただけだ。」
後ろを振り向いたおじいさんは、帽子をくいっと跳ね上げてにやりと笑った。
「今年採れた、最初の収穫なんでね。
わしが手塩にかけたから、きっと旨いぞ。」
「へえ。じゃあ、遠慮なく。」
ガウリイは荷台にひょいと手を伸ばすと、たくさん並んだ篭の一つから、それを二つつまみあげた。
「ほら、お前さんも。」
そう言って、あたしの膝の上に一つを落とす。
それは丸々とよく熟れた、粒の大きい葡萄だった。
深い紺の色をした果皮を、埃を被ったように白い粉が覆っている。
「ああ、そいつは甘いよ。」
おじいさんはガウリイが取り上げた葡萄を見て、自信を込めて頷いた。
「白っぽくなってるだろ。
葡萄のやつ、自分を守ろうとして、その白い粉を自分で作り出すんだ。
ってことは、中は甘くて、水分がたっぷりってこった。」
「………へえ。」
ガウリイは感心し、一粒を摘むと皮を剥いた。
おじいさんの言葉通り、中からは新鮮な果汁が溢れ出した。
「………甘い。」
素直な賞賛の言葉におじいさんはまたくしゃりと顔を崩し、嬉しそうに言った。
「手間ひまかけて大事にしたからね。
常に天候と気温に注意を配って、暑さからも寒さからも守ったものさ。
房ができてからは、袋をかけて害虫からもだよ。
育てるのは大変だが、熟した実の甘さときたら堪えられない。
苦労も吹き飛ぶというもんだ。」
「…………本当に、そうですね。」
もう一粒を頬張り、ガウリイは頷き返す。
「リナも食べたらどうだ?すごく甘いぞ。」
「…………………う、うん。」
幾重にも守られてきた一粒の皮を剥けば、中からは香る瑞々しさ。
外から見ただけでは、この甘さは想像できなかった。
香りは懐かしさを、幼い頃に嗅いだ記憶を掘り起こす。
溢れる果汁が、つい最近自分が流した別のものを連想させる。
…………あたしは、これほど厳重に守られはしなかった。
守られたくもなかったから、それでよかったのだが。
あたしは、これほど甘く香りもしない。
ただ、できる限り自分は自分で守ってきた。
体にも、心にも、幾重にも防具を重ねて。
容易く涙を流すこともしなかった。
一粒、一粒と剥ぎ取って。
葡萄の房を裸の枝に返しながら。
傍らで同じように味わっているガウリイの、すぐにはわからなかった言葉を反芻した。
………傘にはならない。
………………………そうか。
「そだね。ガウリイ。」
あたしは一つ頷き、葡萄を一粒摘んだ。
「ショルダーガード。
やっぱ、それくらいの長さがちょうどいいかも。」
「……………ん?」
振り返ったガウリイの口に、皮を剥いた一粒を押し込める。
「む?」
「それ以上長いと。
あんま、傍に行けないもんね。あたしが。」
「……………?」
「こーいうことも、できないし。」
「……………!」
あたしの新しいふいをつく攻撃に、ガウリイは目を見開き。
喉をごくりと鳴らした。
押し込められた葡萄の粒を嚥下する。
香りと甘さをほんの束の間共有して。
あたしから触れ、あたしから離れた。
荷車は何ごともなかったように轍の後を辿り。
車輪が軋み。
おじいさんの馬車歌が微かに聞こえ始めた。
「………大事に守られてきた葡萄だけが、甘いんじゃないってこと。」
ゆっくりとまばたきを繰り返すガウリイの耳に、それだけ囁いて。
あたしはもう一粒、つるんと口に押し込んだ。
自分から起こした行動の意味に、理性が追いついてくる前に。
気がついたのだ。
彼がただ、守ろうとしただけではないことに。
葡萄を守り育てるように、何もかもから守ろうとするならば。
あの時。
彼はあたしに、「泣くな」と言っただろう。
痛いことも悲しいことも辛いことも、全て遠ざけるから。
雨からも風からも守るから。
涙など流させないと。
でも、彼はこう言った。
「いいさ、泣いても。」と。
たとえエルフのように感覚が鋭くても。
エルフのように人間に関心がないわけではなく。
いつも隣にいて、その気になれば大きな傘にもよりどころにもなれるのに。
進んで雨風の中を一緒に歩いてくれたのは。
他の誰でもない。
今、隣にいる人。
ただ守るだけの傘にはならない。
彼がそう言いたかったと、気がついたのだ。
ぎしり、と音がして、すぐ脇の荷台がしなった。
ふっと影が降りてきたかと思うと、顔を上げるより早く頬を何かが掠めた。
風がいつのまにか止んでいて。
何か暖かいものに遮られている気がした。
「…………そうだな。」
耳の中で低い声がして、思わず手に持った葡萄の房を取り落としそうになり。
大事に抱え直した手を、大きな手が包んだ。
「その方が、甘いかもな。」
「…………………!」
後ろを振り返ったおじいさんが、慌てたように前へ向き直ったのも。
「やれやれ。甘いのはうちの葡萄だけじゃないってか。」
などと、頭を軽く振りながら、ぼそぼそと言った独り言も。
あたしにとっては、意識の外のできごとでしかなかった。
雨も風も日射しも。
全て受け止めて。
過ぎていく時間の中。
人は人なりに。
自分を熟成させていけばいい。
ゼフィーリアまで、あとどれくらいかな?と。
空を見上げたガウリイが呟いた。
遥か先、陽が沈む方向に。
その故郷はある。
------------------おしまい♪
…………アホのよーに甘い話ですんません(笑)15巻終了後のじれったい二人を書きたいと思いつつ………シリアスになりかけ………甘く方向修正した……ふらふらした話と言った方がいいかも知れません(笑)
ガウリイはリナを守ることに一生懸命にはなっていますが、ただ守るだけの男じゃないことは、みなさんよく御存じのはず(笑)酸いも甘いも噛みわけるからこそ、甘いんですよねえ(笑)
隣に身を屈めてきたガウリイが、耳にあの低い声で囁いてきたら。失神ものだと思いながら(まて)その温度を感じられたらなあと思いながら書いております。その辺がガウフェスの意趣に添っていればなあと(笑)
アンケートに投票して下さっている方、ありがとうございます♪引き続き、投票と、投稿用掲示板と、お絵書き掲示板でガウリイを募集(というと変か?笑)しております。投稿作品はアップさせていただきますので、どうぞお気軽に♪
いただけるものにケチをつけたりするほど、気難しくも図々しくもありませんから安心して投稿して下さい(笑)募集以外のところでいただくとちょっと困ってしまうんですが(笑)
これを書いたのは、朝のニュースで、巨峰の産地を映していたからだったりします。粒が白っぽい粉をふいている方が甘いんだそーで。それを聞いて何よりまずガウリナを連想する自分は、食欲よりガウリナ欲なんでありましょう(笑)そー考えると、葡萄もせくしーに見えて…………(まて、人としてそれはマズイだろう)
ではでは、ここまで読んで下さった方に、愛を込めて♪
今すぐ食べられるそこそこ甘いマスカットと、あと一週間待てばめっちゃ甘くなるピオーネがあったら。
どっちを食しますか。
…………両方食べる、なんてのはナシっすよ(笑)自分も考えるけど(笑)
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