『有明の空で…』


 
:基本コンセプト:
甘いガウリナのはずだったのに…(涙)



いつもと同じ 朝が来る

いつもと同じ 日々が始まる

世界は いつも 変わらず 続いているのに

(ひ)の光は 『あの日』から 重ねつづける オレの罪を 白日のもとに 曝(さら)け出す 




朝焼けの光の中で まどろむ オレだけの女神

誰よりも 望んで 

何よりも 願って 

そしてようやく………手に入れた


ずっと…… 『夢』 見ていた

半分 狂っていたのかも しれないほどに




(しとね)から流れ落ちる『髪』が 快楽にけぶる『瞳』が 

お前から紡がれる 甘い『嬌声(こえ)』が


……オレを………狂わせてゆく


背中(せな)に まわされる『腕』 折れてしまいそうなまでに 細い『身体』 

妖しいまでに誘う その白い『肌』 が 


全て”オレのもの”だと………目に見える 『証し』を 散らさせていく




なのに いまだにこの光景に 馴染むことを 許さない 心

− これは 現実なのだろうか? −

− たちの悪い 『夢』? −



何度 口付けを交わしても 癒されることのない……渇き

幾夜 肌を重ねても とらえきることなどできない お前の心


待つことに疲れてしまった オレと この関係に 戸惑いと憂いを抱えこんでしまった お前



「……ガウリイ、………………。」

何度も繰り返す お前の問い

オレの『答え』だけでは けして『満足』しない………お前



お前を想って 壊れかけていく 心を抱えながら

……まだ、待った方がよかったのか?


もう一人の『オレ』が 呟く





−彼女の『心』を 閉じ込めて

  この関係を リナ お前に押しつける…… 

  オレのエゴをだけを 日々 増長させながら………−





(ひ)の光は 今日も 侵しつづけるオレの罪を 白日のもとに 暴いて…………曝(さら)








−終劇−


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