|
† ゜。。°† ゜。。°† ゜。。°† ゜。。°† ゜。。°†゜。。°
前書き。
えーっと、この駄文はとぉぉぉっても暗いです。
甘さの欠片も無いかもしれません（笑）
ですから、
暗いガウリナがイヤな方は読まない方が宜しいかと思います。
ついでにもう一つ。
マイナス思考のリナちゃんが駄目な方も読まない方が宜しいですよ☆
つみかさねつみかさね。
それは、小さな積み重ね。
本当に、小さな積み重ね。
この世界が誕生してから、あたしが存在している間だけの・・・
どんな星よりも小さな、ちっぽけな積み重ね。
毎日の、積み重ね。
毎日が積み重なると、完成する事の無い『あたし』ができて行く。
毎日が積み重なると、ほんの小さな枠の中で『知り合い』がふえて行く。
毎日が積み重なると、楽しい事が増えて行く。
毎日が積み重なると、悲しい事が増えて行く。
罪が増して行く。
怒りが増して行く。
涙の数が増えて行く。
笑う数が増えて行く。
そしてなによりも・・・
愛おしさが増えて行く。
寂しさが薄れて行く。
求めるようになって行く。
引かれて行く。
日を積み重ねているだけなのに。
あたしはどんどん、
アイツへの気持ちが増して行く。
それは、どんなに小さな積み重ねだったのだろうか？
考えるのも、馬鹿らしいほどの小さな積み重ね。
守って。
守ってもらって。
話して。
話しかけてもって。
支えて。
支えられて。
笑って。
笑ってもらえて。
そんな小さな積み重ねが、大きな気持ちへと変わって行く。
そしてそれは、『求めること』へと変わって行く。
アイツのあの蒼い瞳で、
あたしだけを見つめていてほしい。
アイツのあの大きな手で、
あたしだけを捕まえてほしい。
アイツのあの広い胸の中で、
あたしだけを思いっきり泣かせてほしい。
アイツのあの大きな背中で、
あたしだけを守ってほしい。
・・・小さな小さな毎日のつみかさねが、
アイツへの愛おしさを生み出し。
そして同時に・・・
あたしはアイツから
離れたいと思い始めている。
本当の幸せってなんだろう？
なんて思うことが、時々ある。
この世界が生まれ、この世界が滅ぶまでの時間から見れば。
人が、生きているのなんて
本当に、ちっぽけな時間。
あたしや、ガウリイが存在していられるのは、
ホンの、一瞬の時かのように短い、ちっぽけな時間。
だから。
そのちっぽけな時間で。
あたしは、アイツだけには幸せになってほしいと思ってる。
一度きりの人生を思いきり、楽しんでほしい。
そう、思ってる。
だから、離れたい。
あたしが、アイツを独占している時間なんて、
きっと、もったいなさすぎるに決まっているから。
もしも。
あたしたちの寿命がエルフや、魔族のように長ければ・・・
あたしは、アイツをすぐに独占していたのかもしれない。
けれど。
人の命は短くて・・・
散り行く花のように短くて。
あたしが、アイツを独占している時間なんて、
アイツにとっては迷惑で、
きっと、もったいなさすぎるに決まっている。
だから、あたしはアイツから離れるの。
『ちっぽけな時間』を大切にしてほしいから。
あたしが、『またね』って言える勇気を持てるその日まで。
ずっと、待っててほしいなんて思わない。
きっと、それじゃあずっと言えないだろうから。
『またね』って笑えないだろうから。
いっそのこと、
アイツから『またな』って言ってくれれば良いのに。
けれどアイツは優しいから。
そんなことは、絶対に言ってくれない。
アイツの時間を犠牲にしてでも、
ずっと、あたしの傍に居てくれる。
――けれど、甘えては、いけないんだ。
あたしの傍に居ると、きっとその、
幸せなはずの『ちっぽけな時間』をアイツは失ってしまう。
そんなことは、させない。
させたく、ない。
だから。
あたしはこれ以上、
アイツに思いを寄せる事は許されないのに。
つみかさねつみかさね。
それは、小さな積み重ね。
本当に、小さな積み重ね。
この世界が誕生してから、あたしが存在している間だけの・・・
どんな星よりも小さな、ちっぽけな積み重ね。
毎日の、積み重ねのなかで。
あたしはやっぱり、
アイツを求めてる。
・・・求めて、しまっている。
――止められぬ想いと一緒に。
はい、おしまい（はぁと）
ほらね、ほらねっ、
読んで後悔してらっしゃるでしょう？（をぃ）
所詮あたしがシリアス書いたってこの程度・・・
うるうる・・・誰か文才恵んでください・・・（涙）
† ゜。。°† ゜。。°† ゜。。°† ゜。。°† ゜。。°† ゜。。°†
゜。。°
|