りな
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落窪の君(おちくぼのきみ)。実の母が幼い時に亡くなり、後ろだて(後見人)のないまま、継母にいいようにいぢめられている。質素で部屋の中央が落ち窪んだ部屋に住まわされているため、落窪の君と呼ばれたりする。原作ではいぢめられても相手を決して憎まない心優しい姫君である。せーかくはあんまり似てないな。
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がうりい
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右近の少将(うこんのしょうしょう)。のちに出世して、太政大臣になる藤原道頼。おっとこまえで将来を嘱望されてる割に、気さくなあんちゃん。独身。ほんの気紛れでりなに興味を示すが、本気になってしまう。妻は生涯一人で、この時代では珍しい。
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ぜるがでぃす
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帯刀(たちわきorたてわき)。がうりいの乳母の息子。つまり二人は乳兄弟。よくつるんでいるが、実はりなのすぐ上の姉(三の君)のダンナである蔵人の少将(ぜろす)の付き人でもある。あめりあと結婚する。
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あめりあ
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阿漕(あこぎ)。落窪の小さい時からの付き人だが、三の君に気にいられて引き抜かれている。帯刀が好き。落窪に親身になって世話をし、こまめに立ち働いてがうりいとの仲を取り持とうとする。影の主役と言ってもいい。
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ぜろす
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蔵人の少将(くろうどのしょうしょう)。りなの腹違いの姉である三の君のダンナ。りなの継母である北の方の自慢の婿どの。ちょい役。
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ぬんさ
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典薬の助(てんやくのすけ)。北の方の縁戚に当たる。一言で言ってスケベじじい。北の方の差し金で無理矢理りなを妻にしようとする。
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らはにむ
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兵部の少輔(ひょうぶのしょう)。がうりいの縁戚。ひどい馬面で面白の駒と呼ばれていたらしい。ここでは半魚人(笑)
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中納言(源忠頼)。りなのぱぱ。ぼーーっとしてて奥さんである北の方の言いなり。
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北の方。中納言の現在の正妻。りなの継母に当たる。いい性格だ。
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