THAT'S 談!
※この雑談は、連載当時に書いたものをそのまま収録しています。

98/9/28 二の巻について。

原作を読んでいない方に。ホントの落窪ちゃんは、もっと健気でいぢらしいというか、可哀想というか。自分の身を嘆いちゃうタイプなんですよ。生きていたくないのに死ねないとか、死んじゃったおかあさんに私も連れて行って下さいと月に祈ってみたり。全然違いますね、りなちんと(笑)

りなはりならしくあって欲しいので、落窪の性格は変わってます。ぜるがでぃすとがうりいの会話も、現代調です。帯刀はがうりいとは身分が違いますから、本来は主従関係にあるわけです。結構無茶をする若殿をカバーする役目です。自分もドジる時がありますが。ここでは乳兄弟ということにポイントを置いて、気安く話し掛けちゃってます。
あめりあはハマり役でしたね(笑)全然違和感ありません。
健気で、姫のためなら一生懸命で、そのために夫の尻を叩いちゃうです。
この二人はらぶらぶなので、ぜるやんとあめりあにもらぶらぶして戴きましょう!

それから右近の少将は、姫に実際に会うまでにたくさんらぶれたーを書いています。たくさん書いても一向に返事が来ないので、会いに行っちゃうんです。
会いに行ったその足で、姫の部屋に泊まっちゃいます。
今回がうりいにはもうワンステップ踏んで戴きましょう。

98/10/1 三の巻について。

がうりい中納言のお屋敷に再トライです。たぶん原作ではこの最初の晩に二人は夫婦になってるかも。でもそれじゃあんまりなので、ガウリイにはもう少し段階を追ってもらいましょう。
三晩続けて通うと正式な夫婦として認められた時代です。
今回はその最初の晩ですね。

98/10/10 四の巻と五の巻について♪

がうりい再度のトライです。今日は絵巻物なんぞ持ってきました。意外に気のきくヤツですね(笑)しかも、話上手(ウソお)こっちのガウリイは脳みそは少なくともヨーグルトじゃなさそうですね。プリンかな。(おひ)
着物の表現がいくつか出てます。袷だの単衣だの枹だの。歌も、もっと多いんですが割愛してます。どんなのか読みたいですか?今まで出たのは、そーらの変な解釈になってますよ(笑)でもそう聞こえるんだもん(笑)
ああ。あんまり語るところがないな。とりあえず、三晩目が勝負ってことで。どうなりますことやら。えっ◯への道は遠そうだなあ(爆)

98/10/22 六の巻について♪

三晩目です。事実上、二人は結婚したことになりますが、真の夫婦への道はまだまだ険しいようですね♪とは言え、これでがうりいはいつでもりなの部屋を訪ねることができますし、夜が空けても急いで帰らなくていいことになります。

三日夜の餅というのが出てきます。三三九度みたいですね♪男性は普通3つ食べ、女性は決まりがないそうです。がうりいはぱかぱか食べてますが(笑)
さて、この先、二人を待つのは石山詣から帰った北の方。ぜるのポカによって二人の仲がバレちゃいます。北の方はナーガ、という提案がありました(笑)実はそーらもそう思ったんですよ(笑)あの高笑いで。でも北の方自体がナーガ並に強烈だしなあ。そうかも、と同じく思った方は、あてはめて読んでも楽しいですね♪

98/10/24 七の巻について♪

進展が遅くてすいません(笑)でも名前をお互いに呼び合うところをどうしても入れたかったんですよ♪呼ぶとか呼ばれるって言うのに弱いです、そーら。あとは手とか目。このホントの名前を呼ぶとこ入れないと、あとでがうりいがりなが「落窪の君」って呼ばれてることを知って怒るとこが入れられないし。今のところあめりあからは、中納言の娘で、りなという名前の姫としか聞いてないようです。がうりいが怒りのボルテージをあげてくれないと、後半の仕返しが(笑)

98/10/25 八の巻について♪

勢いで続き書きました♪さて、ここからが北の方の逆襲です(笑)あのあと三の君がこの文を母親である北の方に見せてしまいます。その上、がうりいには四の君との縁談まで持ち上がります。さてどうなりますことやら♪
交野の少将も出るんだった。プレイボーイな弁の少将は、誰かなあ?ザングルスでもいいかも(爆笑)

98/10/27 九,十、十一の巻について♪

典藥の助が出る前に、抱き締めるくらいまでは入れようと思ってました(笑)
ただどこで入れるかが問題で。理由なくそんなことをしたら、すりっぱでしょう(笑)がうりいにはもっと怒ってもらわねばならないし、りなをちょっといぢめてしまいました。そのぶん、らぶらぶ?になったかな。なってもらわないと、後が続かん(笑)さてと、北の方にバレちゃいましたよ♪これからは北の逆襲です♪

98/11/21 十二の巻について♪

さあ、スターウウォーズで言うなら帝国の逆襲にあたる北の方の攻撃です。はたしてりなちんの運命やいかに!ぬんさの出番も近いぞ♪今回がうりいが何と、笛を吹いています(笑)
ちょっと・・・似合わないかなあ・・・?でも入れたかったんだよほほほ。

98/11/25 十三の巻について♪

三郎君ですが。ちびヴァルガーブかな(笑)
りなの文の、「人知れず・・・」の短歌のホントの意味はこちらです。
『人知れず思い続けている恋しい気持ちを、あなたに告げることもできず、このまま露のようにはかなく死んでしまうのでしょうか。』

短歌はたくさん使われているのですが、落窪の書く短歌はどれも暗くて、りなが書くとも思えません(笑)割愛してきましたが、針で書いた手紙を本文で出したので、こりゃ中身もかかねばなるまいと載せました。りなが部屋の中で、ゆっくりとがうりいに恋していく感じが、出たでしょうか?(汗)

98/12/13 十四の巻について♪

りなちん貞操の危機編(!?)です(笑)
お待たせの典薬の助の活躍ですね(おい)さて。がうりいはいつりなを助けに行かれるのでしょう。ちょこっと筋を違えて、北の方は、りなの相手ががうりいだと知ってることになってます。北の方の逆襲は、典薬の助だけではありませんよ♪らはにむ登場か!?

98/12/20 十五の巻について♪

ここから少し原作と違います。原作では、次の次の日、賀茂の祭りで屋敷が空っぽになった時を見計らって少将が落窪を助けにきます。落窪をさらったとは露知らない北の方は、その後、四の君の婿として迎えようとするわけです。これをいっしょくたにしました。決戦は明日です(笑)

99/1/12 十六の巻について♪

大変お待たせしました。16をお届けします。でもあんまり進展してない(笑)次回であるキャラクターが活躍する予定です(笑)本年も、宜しくお願い申し上げます♪♪

99/1/23 十七と十八の巻について♪

やっとりなを助け出すことに成功しました(笑)
さて、四の君と面白の駒はどうなったんでしょうねえ(笑)この場合、面白の駒じゃなくて、面白の魚(とと)ですよね(ははは♪)さて、助け出す時にちゅーがあるかどうか、悩みましたが(どおいう悩みだ・笑)また次回に取っておこう♪っと♪
ぜろすが、がうりいの手助けをするかも知れないと予想した彩晶さん、なかなか鋭いです♪手助けとまで行かなくても、結局は見逃しちゃうんですね。

でもそれなりに対決シーンになるように、少しは緊迫感が出るようにしたんですが・・・・ははは(汗)ま、いーか(笑)さあ、助け出してしまえばこっちのもんだ♪いけいけごーごー♪復讐のオニがうりい!!(おい・・・)

99/3/6 十九から二十一の巻について♪

あまり進展がないですね(笑)りなが脱出の喜びを噛み締めてるくらいで。ただ、がうりいが夜と朝に外出したのを、ちょっと気にしだしています。故にタイトルは『目覚め』しりーず(笑)早く目覚めてくれ、りな(笑)さて蔵人の少将ことぜろす君は、これにて中納言の屋敷には通わなくなります。原作だとどうなのかな?

99/6/21 二十二から二十七まで♪

さて、ちゅーも済まし(笑)離れていた分、急速に二人の仲は・・・・いや、すぐには進展しません(笑)進展しちゃったら後が続かないので(笑)クライマックスの方までがうりいはお預けにします(おい・・・)

この辺は全然原作と違います。原作通りなら、りなの鏡の函はずっと北の方が持ったままです。のちに、落窪が北の方の代理として来た義理の兄に、北の方から交換に貰った漆の剥げた函を渡します。この人が中納言の家に持って帰り、北の方はそれを見て、やっと二条邸にいるのがりなだとわかるんです。
さて、今後の見通しですが、このシリーズは三条邸で中納言一家と中将(がうりいは出世します)一家が一同に会するところで終ります。
がうりいの復讐と、北の方からのさらなる逆襲を予定しています。でも思ったよりがうりい、復讐が激しくないかも?(笑)
ホントは函を取り返すのも、もっとダークなやり方で取り返すかと思ったんですが、りなの大事な函ですから、汚いやり方で取り返すのではなく、正当(?)なやり方で取り返すことにしました。この先しばらく、がうりいは母上に頭が上がらないかも知れませんね(笑)

99/8/7 二十八から二十九の巻♪

さてようやっと復讐らしくなってきたかな?その前に、ちょっとした悪戯を(笑)二十八の夜中の怪異です。この剣の練習は、後にりなの役に立つことになるでしょう。
あのりなが、おとなしくお屋敷の奥方に納まってるわけがないですもんね(笑)
体力が回復してきたので、もうぱわふるです(笑)この時代、剣の練習なんかするお姫様っていたんでしょうかねえ?いつの時代にもアウトローはいるってか(笑)
清水寺の参詣は、まだ続きます。

99/9/11 三十三から三十五の巻♪

がうりいの縁談のお話です。原作にもあったことですが、右大臣の娘との縁談が持ち上がります。これを北の方の陰謀にすりかえちゃいました(笑)

右大臣とは結局トラブルにはならなかったようですが、縁談をとりやめることについてはそれほどタブーがないんでしょうか。
三十五のタイトルは一難去って・・・です。続く言葉は、おわかりですね(笑)次回か次の話くらいに、ぜろすがちらっと出る予定です。縁談の裏で糸を引いていたのが北の方とわかり、がうりいは手痛い仕返しをするつもりです。それに対して、北の方はまだパワーが余っている様子(笑)何やらまた企んでいます。

99/10/30 三十六から三十八の巻♪

ここら辺はまったく原作から離れています。京都では今も伝わる葵の祭りで、中将が北の方の車をどかせたりする場面は、葵の祭りなどに関して詳しい資料がないので場面に登場しません(笑)
その代わり、以前に引いておいた伏線を使い切ります。一つはがうりいが交換に置いてきた鏡の函、それから四の君の後日談、そしてがうりいの一言で手を引いたぜろすの登場です。はてさて、帝の寵愛も厚い女御が、それほど面識のない北の方へと手紙を送るかどうかは定かではありません。そーらは古典読むのが好きでしたが、それほど詳しくないんですよ(笑)どれも読んだのは小学生の時でしたから(笑)
さて、三十八で、北の方がちこっと恐いです(笑)怯えないでね(笑)

99/12/8 三十九から四十の巻♪

りなの心がようやく落ち着き、がうりいといい雰囲気になったところです(笑)そろそろ、本物の夫婦になる・・・・?いやいや、北の方のブチ切れた結果は、またもりなに危機をもたらします。ふたたびりなは◯◯の危機。しかも、あめりあも、がうりいも、ぜるも、すぐに助けられない場所にいます。がうりいは間に合うのか、あめりあが気付くのか、それとも?オレ様理論展開中の弁の少将に期待しましょう(笑)

99/12/12 四十一から四十三の巻♪

少将、ごくろうさま(笑)さて、次回のタイトルは。「うちかわす」です。わかります?(くす)

99/12 四十四の巻♪

やっとです(笑)がうりい、よく我慢してくれました(笑)よくしょーじょマンガで思うことですが、えっち(またはちゅーでも可)するまでは、すっごく盛り上がって、二人の思いが通じ合っちゃうと途端につまんなくなることってありませんか?(笑)読み手としては寂しい限りなので、落窪ではなるべくそうならないよ〜にがんばってみたいもんですねえ(笑)年中、新婚さん気分でいてほし(爆笑)

99/12/30 四十五〜四十六の巻♪

翌朝の場面になっているでしょうか(笑・ねえ、もりへゆさん?)某マンガのネタですがおわかりになりましたか(爆笑)<なかなか部屋から出てこない
いよいよ、三条邸の場面が近付いてきました。急げ急げ(笑)でもらぶらぶがないとつまらないので、無理矢理にでもらぶらぶを入れてます(おひ)原作を読んだ方にはおわかりになるかと思いますが、タイミングが合わなくて使えなかった、火桶でのシーンも次に入れる予定です♪最終回へ向けて、がんばるぞお(笑)では来年も、よろしくお願いいたします♪

99/1/10 四十七から四十九の巻♪

明けましておめでとうございます♪
本年もよろしくお願いいたします。とうとう落窪は三年越しになってしまいました(笑)
火桶でのシーンです。りなが書いた歌の後に、がうりいが書き込むところは原作通りですが、歌の解釈がちと違うかも。消える=死ぬではなく、どこかへ行ってしまう、ということにしました。
さて最終回へ向けてラストスパートです。ちらっとがうりいの葛藤があったりはしますが、おおむね順調な新婚生活を送る二人に、最大の危機が。
がうりいが復讐を企んでいたことが、りなにばれてしまいます。さてりなはどうやって収拾をつけるのでしょうか。原作では、泣いて取りなした模様です。
最終回まであと二回。最後の最後で、もう一波乱ある予定です(笑)
ところで今、ぼちぼちと落窪本に向けて編集中なのですが、ページ数の多さに冷汗をかいています(笑)どうやっても140〜150ページくらいは行きそうです。もっとかな。どうしましょう(笑)

99/1/20 五十から五十一の巻♪

ようやく最終話を迎えることができました。長らくありがとうございました♪最後の最後でまた一波乱ありますが、最後は大団円です(笑)この辺も原作にないです。
リナだったら、ちくちくと苛め返したりするかも知れませんね(笑)りなは、外へ出れたのが嬉しくて、復讐なんかそっちのけになっちゃってるみたいです。
原作ではこのまま、二人は幸せな結婚生活を送り、がうりいも出世するのですが、もしこのパロディをこのまま続けるとしたら、都だけではなく、もっと他へ二人を行かせたいですね。中国なんかへ行っちゃうのもいいかもしれない(笑)

このお話をまとめて一冊の本にすることもできました。詰めて詰めて何とか120Pに納まりました。ああ、なんて長い話を書いていたのかと今さらながらに実感(笑)
では、お話の最後は、『そして二人は幸せに暮らしました♪』ということで♪
おつきあい、ありがとうございました♪

追記:2000/2 本の発行

ガウリナONLYに向けて一冊の本にまとめました。膨大なページ数になってしまうので、一ヶ月をかけて全文に手を入れました。五行に一度はどこかしら変わっていたり。削除したり加筆したりして、ちっちゃい字で改行をずっと減らして、なんとか120Pの本にまとめました。
加筆した部分は主にらぶらぶシーンです(笑)だってそこが一番楽しいし♪(おひ)

追記:2002/3 CD-ROM化

本は完売しています。ので作ったのがこのCD-ROMです。120ページ分の本の全文・全挿絵を収録しました。さらにCDに収録するにあたり、あちこちに少しずつ書き足しています。挿絵3枚追加、書下ろしCGのジャケットがついています。
Win&Mac共用CD-ROMです。

要ブラウザ(IE、NS)。高速ドライブ、スロットイン式ドライブを考慮してラベルを廃止しました。
また、ミニうんちくやデスクトップピクチャなどのおまけも入っています。




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