「むかあしむかし、あるところに、かわいいおんなのこがいました。」
「・・・・ふんふん。」
「おんなのこは、リナ=インバースというなまえでした。
リナはまほうをつかうことができました。
ファイアーボールとか、ディクリアリィとか、ひっさつわざ、
ラグナブレードとかです。
あるひ、リナはたびにでました。
そして、けんをもったおとこのひととであいました。
そのひとは、ガウリイ=ガブリエフといいました。
でもリナは、いつもガウリイとよびました。」
「・・・ほうほう。」
「ふたりがたびをつづけていると、てきにあいました。
てがいっぽんのおばあさんと、てがよんほんのおじいさんでした。」
「う。そりゃきもちわるいねえ。魔族?」
「まぞくでした。
リナはてがいっぽんのおばあさんとたたかいました。
ガウリイのところには、てがよんほんのおじいさんがいました。
でもガウリイは、リナのあいてのおばあさんとたたかってかちました。
それから、おじいさんもたおしました。
ふたりもやっつけました。」
「・・・ちょっと待って。なんでリナちゃんは戦わないの?」
「リナもたたかいました。
でも、フリーズアローしかつかえなかったので、かてませんでした。
それで、ガウリイがたおしました。」
「ふ〜〜〜ん。なんでそれだけしか使えなかったの?」
「それしかつかえなかったの!
それで、ガウリイがふたりともやっつけました。」
「あっそ・・・。で、リナちゃんは、ガウリイにお礼とか言ったのかな。」
「いいました。」
「なんて言ったの?」
「『やるじゃん、ガウリイ。』って。」
「あ〜〜〜〜〜・・・・。それは言いそうだ・・・・。」
「そしてふたりは、しあわせにくらしました。」
「え。ちょ、ちょっと待って。暮らすって、どこで!?」
「ホテルで♪」
「はぐぅっ・・・・・」
5才の誕生日を明日(19日)に控えた4才のムスメと、バカな母のお風呂でのお話でした。ちなみに彼女は、ホテルとマンションを混同しているらしいです(笑)
さてその時、そばに2才のムスメもいたのですが。
彼女のコメントは?
「りなはね!らぶらぶれーど!できるんだよ♪」
そりゃラグナブレード・・・・・。
らぶらぶれーど・・・・・。
んな呪文あったら、母が欲しいわ・・・・。
てなわけで。
ムスメから妄想の種をいただいたそーらは、せっかくなのでそれでお話を作っちゃいました。
親バカな母のお話を読んで下さる方は、下から飛んで下さいね♪
あまりにバカバカしいので、ここから帰っちゃったほうがいいかも(笑)
でもたまに、この長女はお話を作ってくれるのですが(ガウリナ)
必ず最後は、『そして二人は、また旅を続けました。』って終わるんです。
ああ、そーらの理想だな。
では♪
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